麦やのパンには、力がある。一つ一つが「自分がOnly Oneだ」と主張している。
伝統に裏打ちされた真の技術と、おおらかな千葉の大地で生まれ育ったもの達が一つになる時、本物が生まれる。本当に美味しいものが生まれるのだ。
確かな技術と、想像力、世界観が重なりあうとはどういうことなのか。

遊び心とファッション。麦やのぱんの意匠の原点である。デザイン力と持ち前のセンスが問われる仕事だ。男性であろうが、女性であろうが、感性が高くなければ麦やのパンは創れない。
金剛は、いいものを創ることに妥協はしない。しかしながら、固定概念に囚われない柔軟性も彼の武器だ。

厳しい目で選び抜かれた素材を見極める力。風を読み、皮膚でその日の温度や湿度、気圧までをも測る力。研ぎ澄まされた指先の感覚が、その日の麦やのパンを知る。
匠の職人は、なぜか「禅」の精神と通ずるところがある。
そして。何よりも、目の前のものが「麦や」のパンでなければならない理由を考えている。一生懸命考えている。新しい発想が生まれる。

匠・金剛は、チャレンジし続ける。無理な依頼にも、倍返しで嬉しいものを見せてくれる、そんな男だ。未来の麦やは、この男にかかっている。
一度、金剛の渾身の作をご賞味あれ。

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